【2025年5月版版】もう疲れは持ち越さない！45歳からの「脳疲労」リセット術｜漢方薬局からのアドバイス
緑ヶ丘薬局皆様、こんにちは。漢方の緑ヶ丘薬局の神谷です。
新緑が目に鮮やかな5月を迎えましたが、いかがお過ごしでしょうか？
春の陽気に誘われて、どこかへお出かけしたい気持ちは山々ですが、「寝ても疲れが取れない」「なんだか体がだるい」「やる気が出ない」 といった不調を感じている方もいらっしゃるかもしれません。
特に45歳以上の方は、仕事や家庭での責任が増え、若い頃のように無理がきかなくなってくる時期です。
2025年の5月も、連休明けから心身の不調を感じやすい時期です。
今回は、この時期に起こりやすい「脳疲労」に焦点を当て、その原因、症状、そして漢方薬局ならではの対策について詳しく解説していきます。
1. 5月に疲れを感じやすいのはなぜ？「脳疲労」のメカニズム
5月は、新年度のスタートやゴールデンウィークなど、生活環境に変化が起こりやすい時期です。この変化に適応しようとする際に、脳は過剰に働き、疲労が蓄積してしまうのです。
特に45歳以上の方は、下記のような要因が重なり、脳疲労を起こしやすいと考えられます。
環境の変化: 昇進、異動、転職、子どもの進学など、生活環境の変化は心身に大きなストレスを与えます。
責任の増大: 仕事や家庭での責任が増え、常に気を張った状態が続きます。
睡眠の質の低下: 年齢とともに睡眠の質が低下しやすく、疲労が回復しにくくなります。
自律神経の乱れ: ストレスや疲労により、自律神経のバランスが崩れやすくなります。
これらの要因が重なり、脳が過剰に活動することで、脳のエネルギーが枯渇した状態、つまり「脳疲労」を引き起こしてしまうのです。
2. それ、もしかして「五月病」？脳疲労の具体的な症状
脳疲労が蓄積すると、心身に様々な不調が現れます。これらの症状は、一般的に「五月病」と呼ばれることもありますが、医学的な病名ではありません。
主な症状として下記のようなものがあげられます。
精神的な症状:
気分の落ち込み、憂鬱感
やる気が出ない、意欲低下
不安感、イライラ
集中力、判断力の低下
身体的な症状:
強い倦怠感、疲労感
頭痛、めまい
不眠、寝つきが悪い、眠りが浅い
食欲不振、または過食
動悸、息切れ
これらの症状は、日常生活に支障をきたすだけでなく、放置すると、うつ病などの精神疾患に発展する可能性もあります。
3. あなたは大丈夫？脳疲労度をセルフチェック
ご自身の脳疲労度をチェックしてみましょう。
【身体の症状】
朝起きるのがつらい
なかなか寝付けない
疲れが取れない
食欲がない
めまいや頭痛がある
肩こりがある
下痢や便秘などでお腹の調子が悪い
【心の症状】
イライラする
原因のわからない不安がある
趣味を楽しめなくなった
注意力や判断力が低下した
感情の起伏が激しい
飲酒や喫煙を我慢できない
すぐに謝ることが増えた
人と会う予定を直前でキャンセルしてしまう
これらの項目に多く当てはまるほど、脳疲労が蓄積している可能性があります。
4. 漢方薬局が提案する、5月の脳疲労リセット術
脳疲労を解消するためには、休息、栄養、運動、ストレスケアなど、多角的なアプローチが大切です。漢方薬局では、これらの要素を組み合わせた、あなたに合ったオーダーメイドの対策をご提案します。
(1) 漢方で体質改善
漢方医学では、体のバランスが崩れることで不調が現れると考えます。脳疲労も、体の状態を整えることで改善が期待できます。
気虚タイプ: エネルギー不足で疲れやすいタイプには、補気薬でエネルギーを補給します。
血虚タイプ: 血の不足で貧血気味、顔色が悪いタイプには、補血薬で血を補います。
気滞タイプ: ストレスで気が滞りやすいタイプには、理気薬で気の巡りを改善します。
瘀血タイプ: 血の巡りが悪く、肩や首のこりが強いタイプには、活血薬で血の巡りを良くします。
漢方薬は、体質や症状に合わせて適切なものを選ぶことが大切です。専門家である私たちにご相談ください。
(2) 生活習慣の見直し
漢方薬だけでなく、日々の生活習慣を見直すことも重要です。
十分な睡眠: 質の高い睡眠を確保するために、寝る前のスマホやカフェイン摂取を避け、就寝前の入浴やストレッチを習慣にしましょう。
バランスの取れた食事: ビタミン、ミネラル、タンパク質など、バランスの良い食事を心がけましょう。特に、セロトニン生成を助けるトリプトファンを含む食品（バナナ、乳製品、大豆製品）などを積極的に摂取しましょう。
適度な運動: ウォーキングやヨガなど、軽い運動を習慣にすることで、心身のリフレッシュになります。
ストレス発散: 趣味やリラックスできる時間を持つ、信頼できる人に相談するなど、自分なりのストレス発散方法を見つけましょう。
(3) 脳を休ませる時間
脳を酷使しない時間も意識的に作りましょう。
デジタルデトックス: 就寝前はスマホやパソコンの使用を控え、脳を休ませましょう。
マインドフルネス: 瞑想や深呼吸で、意識を「今」に向けることで、脳の休息を促します。
五感を満たす: 自然の中で過ごす、好きな音楽を聴く、美味しいものを食べるなど、五感を満たす時間も大切です。
5. 2025年5月、笑顔で過ごすために
2025年の5月も、例年通り、心身の不調を感じやすい時期になることが予想されます。しかし、早めの対策をすることで、快適に過ごすことは可能です。
「もしかして五月病かも？」 と感じたら、我慢せずに、私たち漢方薬局にご相談ください。あなたに合った漢方薬や生活習慣のアドバイスで、心身ともに健やかな毎日をサポートさせていただきます。
脳疲労を解消し、快適な毎日を送るために
上記で述べたように、｢脳疲労｣の原因物質は、脳内の過剰な超悪玉活性酸素(体内毒素=細胞毒)ですので、これを解毒する、超抗酸化物質が、近年発見されました。
だから、脳内の超悪玉活性酸素を無毒化する、★超抗酸化物質を含む『脳疲労リセットセット養生法』をお薦めいたします。
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漢方の緑ヶ丘薬局
薬剤師 神谷 繁
薬剤師名簿登録番号
第221780号
