【2025年9月版】寝ても取れないその疲れ、もしかして脳疲労?45歳からの秋バテ対策

「なんだか最近、寝ても疲れが取れない…」

 45歳を過ぎてから、このような悩みを抱えていませんか?

 特に2025年の9月は、夏の疲れがどっと押し寄せ、心身ともに不調を感じやすい時期です。

 その原因の一つとして考えられるのが「脳疲労」です。

なぜ9月に疲れが取れないのか?

 9月は、夏の暑さから解放され、過ごしやすい季節になるはずですが、実際には体調を崩しやすい時期でもあります。

 これは、以下のような要因が重なるためです。

夏の疲れの蓄積: 猛暑や湿気による体力の消耗、冷房による体の冷えなど、夏に受けたダメージが蓄積し、秋になって表面化します

季節の変わり目の気温差: 朝晩の寒暖差が大きくなり、自律神経が乱れやすくなります

日照時間の減少: 日照時間が短くなることで、体内時計が狂いやすくなり、睡眠の質が低下します

気圧の変化: 台風や秋雨などによる気圧の変化も、自律神経のバランスを崩す要因となります

生活リズムの乱れ: 夏休みやお盆休みで不規則になった生活リズムが、なかなか元に戻らないこともあります

 これらの要因が複合的に作用し、特に45歳以上の方は、体力や回復力が低下しているため、疲れが取れにくく、脳疲労を感じやすいのです。

脳疲労とは?

 脳疲労とは、脳が過剰に働きすぎた結果、疲弊した状態のことです。 

 脳は、情報を処理し、体をコントロールする重要な役割を担っています。しかし、現代社会では、常に情報過多な環境にさらされ、脳は常にフル稼働状態です。

 その結果、脳が疲れてしまい、様々な不調を引き起こすのです。

脳疲労のサイン

 ご自身の脳が疲れていないか、以下の症状をチェックしてみましょう:

寝ても疲れが取れない: 睡眠時間を確保しても、朝から体がだるい、疲れが残っている感じがする

集中力・記憶力の低下: 仕事や家事に集中できない、物忘れが多い

考えがまとまらない: 何かを決めるときに迷う、頭がぼーっとして考えがまとまらない

イライラしやすい: ちょっとしたことでイライラしたり、怒りっぽくなったりする

気分の落ち込み: 何をするにもやる気が起きない、気分が沈む

食欲不振: 食欲がない、または逆に食べ過ぎてしまう

睡眠障害: 寝つきが悪い、夜中に目が覚める、朝早く目が覚めてしまう

頭痛・肩こり: 頭痛や肩こりが慢性的に続く

めまい・立ちくらみ: めまいや立ちくらみがすることがある

消化不良: 胃もたれや便秘、下痢など消化器系の不調がある

その他: 倦怠感、冷え性、耳鳴りなど

これらの症状が複数当てはまる場合は、脳疲労の可能性が高いと考えられます。

脳疲労を放置するとどうなる?

 脳疲労を放置すると、様々な不調が悪化するだけでなく、うつ病や自律神経失調症などの疾患に繋がる可能性もあります。「たかが疲れ」と安易に考えず、早めの対策が必要です。

2025年9月、脳疲労に打ち勝つための5つの対策

 2025年の9月を元気に過ごすために、脳疲労を軽減するための具体的な対策を5つご紹介します。

質の高い睡眠を確保する

 毎日同じ時間に寝起きし、規則正しい睡眠リズムを保ちましょう

寝る前にスマホやパソコンの使用を控え、リラックスできる環境を整えましょう

入浴はシャワーで済ませず、ぬるめのお湯にゆっくり浸かりましょう

寝室の温度や湿度を調整し、快適な睡眠環境を作りましょう

可能であれば、午後10時~午前2時の間は睡眠時間を確保しましょう

バランスの取れた食事を摂る

 タンパク質: 鶏肉、豆類、魚、卵、豆腐など良質なタンパク質を積極的に摂りましょう

ビタミンB群: 豚肉、卵、納豆、アーモンドなどに多く含まれるビタミンB群は、エネルギー代謝をサポートします

ビタミンC: ピーマン、ブロッコリーなどビタミンC豊富な食材を摂りましょう

ビタミンE: ナッツ、ほうれん草、カボチャなどビタミンEを含む食品を摂りましょう

マグネシウム: 玄米、アーモンド、バナナなどマグネシウムを多く含む食品を摂りましょう

オメガ3脂肪酸: サーモン、サバ、イワシ、マグロなど、EPAやDHAが豊富な魚を週に2回以上を目安に食べましょう

食物繊維: 雑穀米、オートミール、全粒粉パンなど、食物繊維が多い炭水化物を摂りましょう

発酵食品: ヨーグルト、納豆、味噌など、腸内環境を整える発酵食品も積極的に摂りましょう

適度な運動をする

 ウォーキングやストレッチなど、軽い運動を毎日20~30分程度行いましょう

 運動は、ストレス解消や自律神経の調整にも効果的です

 日中はなるべく体を動かすように心がけましょう

日光を浴びる

 朝起きたら、なるべく早く日光を浴びて、体内時計をリセットしましょう

1日に1時間以上、日光を浴びるように心がけましょう

 特に朝9時前に10分程度の日光浴が効果的です

 日光浴は、セロトニンやメラトニンの生成を促し、気分の安定や睡眠の質向上に繋がります

休息を意識する

 忙しい毎日の中でも、意識的に休憩時間を確保しましょう

音楽を聴く、アロマを焚くなど、リラックスできる時間を作りましょう

ストレスを溜め込まないように、趣味や好きなことを楽しみましょう

サプリメントも賢く活用

 食事だけでは十分な栄養を摂るのが難しい場合は、サプリメントを賢く活用するのも一つの方法です。

クリルオイル: EPA、DHAを豊富に含み、吸収率が高いクリルオイルは、脳の健康をサポートしてくれます

プラズマローゲン: 脳の神経細胞の保護や再生に関わるプラズマローゲンも、脳疲労対策に有効です

漢方薬局では、個人の体質や症状に合わせた漢方薬の提案も可能です。お気軽にご相談ください。

最後に

 2025年9月は、例年以上に体調管理が重要な時期です。この記事で紹介した対策を参考に、脳疲労を予防し、健やかな秋を過ごしましょう。 

 もし、症状が改善しない場合は、医療機関への相談も検討しましょう
漢方の緑ヶ丘薬局では、皆様の健康をサポートするために、様々な情報や商品を提供しています。お気軽にお声がけください!

漢方の緑ヶ丘薬局

薬剤師 神谷 繁

薬剤師名簿登録番号

第221780号

◆電話番号

072-779-4079

◆ライン公式アドレス「@587qbhuu」はココをタップ 

◆ホームページはココをタップ 

◆〒664-0007

伊丹市北野5-7-19

◆漢方の緑ヶ丘薬局

◆営業時間

◆12:00~16:00

(但し、介護を抱えているため、営業時間不安定、▲電話番号にて要ご確認、また、営業時間▲電話番号にて、要相談)

◆定休日

土曜・日曜・月曜・祝祭日