寝ても取れない疲れ…それは脳疲労かも?45歳からの疲労回復と初詣の意外な関係

なぜ、寝ても疲れが取れないのか?

 45歳を過ぎると、若い頃のようにぐっすり眠っても疲れが取れないと感じることはありませんか?それはもしかしたら、「脳疲労」が原因かもしれません。

 現代社会は情報過多で、常に脳がフル稼働状態です。デジタル機器の普及により、仕事中だけでなく、プライベートでも情報に触れる時間が長くなりました。これにより、脳は常に刺激を受け、疲弊しやすくなっています。

 特に45歳以上の方は、仕事や家庭での責任も増え、ストレスを抱えやすい状況にあります。

 脳の疲労は、身体の疲労とは異なり、睡眠だけでは回復しにくいという特徴があります。

脳疲労とは?その症状と原因

 脳疲労とは、脳が過剰な情報処理やストレスによって疲弊した状態のことです。具体的には以下のような症状が現れることがあります。

 集中力の低下: 仕事や家事に集中できず、ミスが増える。

 記憶力の低下: 物忘れが多くなり、以前はすぐに思い出せたことも思い出せなくなる。

 イライラしやすくなる: ちょっとしたことで怒りっぽくなったり、気分が落ち込みやすくなる。

 慢性的な疲労感: 寝ても疲れが取れず、常にだるさを感じる。

 頭痛や肩こり: 身体的な不調も伴うことがある。

 脳疲労の原因としては、以下のようなものが挙げられます。

 情報過多: スマートフォンやパソコンなどによる情報過多は、脳を常に刺激し、疲労させます。

 ストレス: 仕事や人間関係、家庭環境など、様々なストレスが脳に負担をかけます。

 睡眠不足: 質の悪い睡眠や睡眠不足は、脳の疲労回復を妨げます。

 不規則な生活: 食生活の乱れや運動不足も脳の疲労を招きます。

 なぜ初詣が脳疲労回復に良いのか?

 初詣は、単なる新年の行事と思われがちですが、実は脳疲労を回復させる効果が期待できる行動です。

 非日常空間への移動: 初詣に行くことで、日常とは異なる空間に身を置くことができます。これにより、脳は新しい刺激を受け、リフレッシュできます。

 自然に触れる機会: 神社は自然の中に建てられていることが多く、自然の中で過ごすことは、脳の疲れを癒す効果があります。

「ぼんやり」する時間: 神社での参拝や散策は、何も考えずに「ぼんやり」と過ごす時間を与えてくれます。脳を休ませるには、意識的に「ぼんやり」する時間を作ることが大切です。

 マインドフルネス効果: 参拝の際に、静かに手を合わせ、祈る行為は、マインドフルネスの状態に近づくことができます。マインドフルネスとは、現在に意識を集中させることで、脳の過活動を抑える効果が期待できます。

 感謝の気持ち: 初詣で1年の感謝や願いを祈ることは、ポジティブな感情を生み出し、ストレス軽減につながります。

 軽い運動効果: 神社までの道のりや、境内を歩くことは軽い運動になり、血行を促進し、脳への酸素供給を助ける可能性があります。

 漢方的な視点から見た脳疲労

漢方では、脳疲労は「気」「血」「津液」の不足や滞りによって生じると考えます。

「気」の不足: 疲れやすく、気力が出ない状態。

「血」の不足: めまいやふらつき、集中力や記憶力の低下。

「津液」の不足: 口の渇きや肌の乾燥、不眠。

 漢方薬は、これらのバランスを整え、脳の働きをサポートし、疲労回復を促進する効果が期待できます。

 初詣で「願いを叶えてください」と祈るより大切なこと

 初詣では、つい「願いを叶えてください」と祈ってしまいがちです。しかし、それよりも大切なことは、感謝の気持ちを持つことです。

 1年間無事に過ごせたことへの感謝。

家族や友人への感謝。

自然の恵みへの感謝。

感謝の気持ちは、心の余裕を生み、ストレスを軽減する効果があります。また、日々の生活で小さな幸せを見つけることは、脳の疲労回復にもつながります。

日常生活でできる脳疲労回復法

 初詣だけでなく、日常生活でも脳疲労を回復させるための習慣を取り入れましょう。

 質の高い睡眠: 寝る前にリラックスできる時間を作り、睡眠時間を確保しましょう。

 適度な運動: ウォーキングや軽いストレッチなど、適度な運動は血行を促進し、脳の活性化につながります。

 バランスの取れた食事: 栄養バランスを考えた食事を心がけ、脳に必要な栄養を摂りましょう。

 デジタルデトックス: 寝る前はスマートフォンやパソコンの使用を控え、脳を休ませましょう。

 マインドフルネス: 瞑想やヨガなど、マインドフルネスを取り入れることで、脳の過活動を抑えられます。

 「ぼんやり」する時間: 意識的に何も考えない時間を作り、脳を休ませましょう。

 入浴: 湯船にゆっくり浸かることで、心身ともにリラックスできます。

 ストレッチ 寝たままできる簡単なストレッチで、脳の疲労を和らげることができます。

 まとめ:脳を労わり、健やかな毎日を

 45歳からの疲労は、単なる身体の疲れだけでなく、脳の疲労が原因である可能性が高いです。

 初詣は、脳を休ませ、リフレッシュする良い機会です。日々の生活でも、脳を労わる習慣を取り入れ、健やかな毎日を送りましょう。

 もし、疲れがなかなか取れないと感じたら、漢方薬局にご相談ください。体質や症状に合わせた漢方薬で、脳の疲労回復をサポートできます。

漢方の緑ヶ丘薬局

薬剤師 神谷 繁

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