45歳以上男女必見!寝ても取れない疲れの原因「脳疲労」を漢方で解消

「最近、寝ても疲れが取れない…」 「朝起きても、体がだるくてやる気が出ない…」

このような悩みを抱えていませんか?それはもしかしたら、「脳疲労」が原因かもしれません。

現代人の多くが抱える「脳疲労」とは?

現代社会は、情報過多な社会です。常にスマホの通知が鳴り、SNSでは情報が洪水のように押し寄せます。このような環境では、私たちの脳は常にフル稼働状態になり、疲弊してしまいます。これが「脳疲労」です。

脳疲労は、単なる疲れとは異なります。体は休んでいても、脳が休めていない状態なのです。脳疲労が慢性化すると、以下のような症状が現れることがあります。

集中力の低下: 仕事や家事に集中できず、ミスが増える

記憶力の低下: 物忘れがひどくなり、人の名前が思い出せない

判断力の低下: 些細なことで迷い、決断が遅れる

イライラや不安感: ちょっとしたことでイライラしたり、不安を感じやすくなる

睡眠障害: 寝つきが悪かったり、夜中に目が覚めたりする

慢性的な疲労感: 寝ても疲れが取れず、常にだるいと感じる

自律神経の乱れ: めまいや動悸、消化不良などの不調

これらの症状に心当たりがある方は、脳疲労を疑ってみる必要があるかもしれません。

脳疲労の原因:なぜ脳は疲れてしまうのか?

脳疲労を引き起こす原因は様々ですが、主なものは以下の通りです。

情報過多: スマートフォンやパソコンから常に情報が流れ込み、脳が休まる暇がない。

マルチタスク: 同時に複数のことを処理しようとすると、脳に大きな負担がかかる。

睡眠不足: 睡眠は脳を休ませるための重要な時間。睡眠不足は脳疲労の大きな原因。

ストレス: 仕事や人間関係でのストレスは、脳の過剰な活動を引き起こす。

受動的な情報収集: テレビやSNSなどをダラダラと見続けると、脳が疲弊する。

過去への後悔や未来への不安: 脳がぼーっとしている時、過去の失敗や将来への不安を考えがちで、脳が休まらない。

特に45歳以上の方は、加齢による脳機能の低下も加わり、脳疲労を感じやすくなります。

脳科学者 毛内拡先生が提唱する脳疲労対策

脳科学者の毛内拡先生は、著書や講演で、脳疲労のメカニズムと対策について詳しく解説されています。先生の研究によると、脳疲労を解消し、脳のパフォーマンスを向上させるには、以下の点が重要です。

脳の3つのモードを意識する

デフォルト・モード・ネットワーク: ぼーっとしている時の脳の状態。過去の後悔や未来への不安を考えやすい状態。

セイリエンス・ネットワーク: 外からの刺激に反応するモード。

セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク: 問題解決や合理的思考をするモード。

脳疲労状態では、デフォルト・モード・ネットワークが過剰に働きがちなので、他のモードに切り替えることが重要です。

新奇体験と情動喚起: 日常から離れた新しい体験や、心が動かされるような体験が、脳の疲労回復に効果的。

新奇体験: いつもと違う道を通る、旅行をする、新しい趣味を始めるなど。

情動喚起: 感動する映画を見る、音楽を聴く、美しい景色を見るなど。

脳の自給力:脳がエネルギーを供給し続け、老廃物を洗い流す能力。 新奇体験と情動喚起が脳の自給力を高める

BOOCS三原則:九州大学名誉教授の藤野武彦先生が提唱する、脳疲労回復のための3原則。

健康に良いことでも、嫌なことはしない

健康に悪いことでも、好きなことはやめない

健康に良くて好きなことを何か一つでも始める

この原則を参考に、自分にとって心地よい生活習慣を築くことが大切です。

スマホの通知をオフにする: 通知は脳の集中力を途切れさせ、疲労の原因となるため、できるだけオフにする。

受動的な情報収集を避ける: テレビやSNSはダラダラ見続けるのではなく、能動的に情報を得るように心がける。

簡単なTo Doリストを作る: 達成感を得ることでドーパミンが分泌され、やる気につながる。

小さなタスクから始める: やる気が出ない時は、簡単なことから始めると、脳が活動を始める。

道に迷ってみる: 散歩中にあえて道に迷うことで、脳が活性化する。

嫌なことをポジティブに捉え直す: ちょっとした嫌なことを「新しい体験だ」と捉え直すことで、ストレスを軽減する。

脳の休息: 睡眠時間を確保するだけでなく、質の良い睡眠が重要。寝る前にリラックスできる環境を整えましょう。

漢方で脳疲労を解消する

漢方では、脳疲労は「気」「血」「水」のバランスの乱れと捉えます。

: エネルギーの源。不足すると、疲労感や気力低下につながる。

: 全身に栄養を運ぶ。不足すると、めまいや貧血、不眠などの原因に。

: 体内の水分バランス。不足すると、むくみや消化不良につながる。

漢方薬は、これらのバランスを整え、脳の機能を回復させるのに役立ちます。

代表的な漢方薬

補中益気湯(ほちゅうえっきとう): 気を補い、疲労感を改善。

加味逍遙散(かみしょうようさん): ストレスによるイライラや不安感を和らげ、自律神経を整える。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん): 血を補い、めまいや冷えを改善。

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう): 気の巡りを良くし、喉のつかえや不安感を和らげる。

これらの漢方薬は、あくまで一例です。体質や症状に合わせて、最適な漢方薬を選ぶことが大切です。 当薬局では、お客様一人ひとりの状態を詳しくお伺いし、最適な漢方薬をご提案いたします。お気軽にご相談ください。

まとめ

「寝ても疲れが取れない」という悩みは、脳疲労が原因かもしれません。 まずは、自分の生活習慣を見直し、脳を休ませることを心がけましょう。 漢方薬は、脳疲労を根本から改善するのに役立ちます。 ぜひ、当薬局にご相談ください。 一緒に、脳も体も元気な毎日を取り戻しましょう!

漢方の緑ヶ丘薬局

薬剤師 神谷 繁

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