寝ても疲れが取れない・脳疲労の漢方相談|頭がぼーっとする、片付けられない方へ

「ちゃんと寝ているのに、朝から疲れている」

「頭がぼーっとして、やるべきことが手につかない」

「片付けようとしても、どこから始めればいいかわからない」

——そんな状態が続いていませんか。

このページは、そういった「うまく言葉にできない疲れ」を抱えている方のために書きました。

漢方の緑ヶ丘薬局(兵庫県伊丹市)では、症状だけでなく、睡眠・食事・血流・ストレスなどを一緒に確認しながら、今の体の状態を整理するお手伝いをしています。

この記事の要点

・「寝ても疲れが取れない」は、脳の疲労サインである場合があります

・脳疲労の背景には、悪玉活性酸素(体のサビ)・血流の滞り・自律神経の乱れ・栄養不足など複数の要因が関係していることがあります

・体の細胞が「サビ(酸化)」すると、脳への酸素・栄養の供給が低下し、疲れが抜けにくくなることがあります

・病院で「異常なし」と言われた方も、漢方相談の対象です

・漢方の緑ヶ丘薬局では、電話またはLINEで相談できます

こんな症状はありませんか

・十分寝たはずなのに、朝から体が重い

・頭がぼーっとして、考えがまとまらない

・片付けようとしても、手が動かない

・集中力が続かず、仕事や家事が進まない

・以前はできていたことが、なぜかうまくできない

・体に力が入らない、だるさが抜けない

・朝起きられない、布団から出るのがつらい

これらの症状は、「気合いが足りない」「年のせい」だけでは説明できないことがあります。

体の内側で、何かが変わっているサインかもしれません。

脳疲労とは?

「脳疲労」とは、脳が酷使されたり、十分に休めない状態が続いたりすることで、思考・判断・感情のコントロールなどがうまく機能しにくくなった状態を指します。

筋肉の疲れは「体を動かしすぎたから」と気づきやすいですが、脳の疲れは見えにくいのが特徴です。

現代では、スマートフォンやパソコンによる情報過多、仕事や家事のストレス、睡眠不足、栄養の偏りなどが脳に継続的な負担をかけることがあります。

脳疲労と「体のサビ(酸化)」の関係

脳疲労の背景として見逃されやすいのが、**悪玉活性酸素(体のサビ)**の問題です。

私たちの体の細胞は、活性酸素という物質によって常に「サビ(酸化)」が進行しています。

人の体が酸化されると、鉄が酸化された時と同じように「サビ」ができます。

鉄が「サビ」るともろく崩れやすくなるように、人の体も「サビ」てしまいます。

老化の進行・生活習慣病・動脈硬化なども、血管内皮細胞の酸化から始まると言われています。

活性酸素には善玉と悪玉がある

活性酸素には「善玉」と「悪玉」の2種類があります。

善玉活性酸素は、体内のウイルスや病原体を撃退するなどの大切な働きをしてくれます。

外部から入り込んだ細菌・カビ・微生物等を殺菌・除去する役割を持っており、神経伝達や血管新生、免疫力向上等で生命維持に必要とされています。

悪玉活性酸素は、健康な細胞を傷つける強い酸化力を持ちます。

正常な細胞の遺伝子を破壊し、細胞を「サビ」させ、老化・免疫低下・病気を促進させてしまいます。

病気の原因の9割は、この悪玉活性酸素の影響とも言われています。

悪玉活性酸素が増えすぎると何が起きるか

悪玉活性酸素が体内で増えすぎると、DNA・脂質・たんぱく質・酵素などを攻撃して酸化させます。

その結果として、脂質の過酸化・DNA変異・たんぱく質の変性・酵素の失活などの分子レベルの損傷があちこちで起こり、体内の細胞の老化が進んでしまいます。

特に脳と疲労の関係では——

・血管内皮細胞の酸化→血管が傷つき、脳への血流が滞りやすくなる

・脳細胞のDNA損傷→思考・判断・記憶に関わる神経細胞の機能が低下する

・ミトコンドリアの損傷→細胞のエネルギー工場が弱まり、ATPが作られにくくなる→脳のエネルギー不足へ

これらが重なることで、「頭がぼーっとする・集中できない・片付けられない」という脳疲労の状態が生じやすくなります。

悪玉活性酸素が増えやすい状況

活性酸素は呼吸するだけでも発生しますが、以下の状況でさらに増えやすくなります。

外からの酸化(外部ストレス)

・紫外線・大気汚染・食品添加物・花粉・黄砂

内からの酸化(内部ストレス)

・強い精神的ストレス(仕事・人間関係・過労)

・喫煙・アルコールの過剰摂取

・食後の血糖値の急上昇

私たちの体には活性酸素に対する防御システム(抗酸化酵素)がもともと備わっています。

しかしそれを超えて悪玉活性酸素の攻撃を受けると、細胞が死滅したりDNAの損傷が起き、病気の発生原因になることがあります。

漢方の緑ヶ丘薬局では、この「体のサビ(酸化)」の状態を、脳疲労・慢性疲労・血流の問題と深く関係するものとして確認しています。

考えられる原因

脳疲労や「寝ても疲れが取れない」状態には、さまざまな原因が関係していることがあります。

睡眠の質の問題

眠れているように見えても、深く眠れていない場合があります。

睡眠中に脳は「老廃物の排出」を行うとされており、質の悪い睡眠が続くと、脳に疲労が蓄積しやすくなることがあります。

悪玉活性酸素の蓄積(体のサビ)

上述のとおり、悪玉活性酸素が増えると血管・脳細胞・ミトコンドリアが傷つき、エネルギー不足と血流低下が重なることで脳疲労が慢性化しやすくなります。

自律神経の乱れ

自律神経とは、体の働きを無意識にコントロールする神経のことです。

ストレスや不規則な生活が続くと、この神経のバランスが乱れ、疲れが抜けにくくなることがあります。

血流・血行の悪さ

脳に十分な栄養と酸素が届くためには、血液の流れが大切です。

悪玉活性酸素による血管内皮の酸化・冷え・運動不足・姿勢の問題などが血行に影響していることがあります。

栄養の偏り・不足

体がエネルギーをつくるためには、たんぱく質・ビタミン・ミネラルなどがバランスよく必要です。

特に抗酸化ビタミン(A・C・E)やミネラル(亜鉛・銅・セレン・マンガン)は、体の防御システム(抗酸化酵素)を動かすために欠かせません。

これらが不足すると、悪玉活性酸素を除去する力が下がり、体のサビが進みやすくなります。

胃腸の状態

食べ物をきちんと消化・吸収できているかも、エネルギーをつくる上で大切なポイントです。

ストレスの蓄積

精神的なストレスは、悪玉活性酸素を増やす内部ストレスとして体全体の機能に影響を与えることがあります。

「なんとなくしんどい」という感覚も、体からのサインのひとつです。

病院で確認した方がよいケース

次のような症状がある場合は、まず医療機関を受診してください。

漢方相談はその後でも間に合います。

・急に意識がぼんやりした、または失った

・ろれつが回らない、言葉が出てこない

・手足の動きが急におかしくなった

・激しい頭痛が突然起きた

・胸の痛みや息苦しさがある

・体重が急激に変化した

・体調不良とともに発熱が続いている

これらは、早急な医療対応が必要な可能性があります。

「ただの疲れだろう」と判断せず、医療機関にご相談ください。

体のサビを防ぐために見直せること

悪玉活性酸素を増やさない・除去する力を高めるために、日常的に見直せることがあります。

抗酸化ビタミンとミネラルを食事に取り入れる

抗酸化ビタミン(A・C・E)は「連鎖」して悪玉活性酸素を中和します。

ビタミン

多く含む食品

ビタミンA(β-カロテン)

にんじん・かぼちゃ・ほうれん草・レバー・うなぎ

ビタミンE

アーモンド・かぼちゃ・うなぎ・落花生

ビタミンC

赤ピーマン・キウイ・ブロッコリー・柿・レモン

抗酸化酵素を動かすミネラル(亜鉛・銅・セレン・マンガン)も意識して摂りましょう。

たんぱく質は抗酸化酵素の主成分です。卵・豆腐・納豆・魚・鶏肉を毎食に少量ずつ取り入れてください。

悪玉活性酸素を増やす習慣を減らす

・スナック菓子・揚げ物の多い食事を控える

・就寝前のスマートフォン使用を控え、睡眠の質を確保する

・ストレスを受け流す時間(散歩・入浴・深呼吸)を意識してつくる

・喫煙している方は本数を減らす・禁煙を検討する

漢方の緑ヶ丘薬局の漢方相談で確認すること

当店では、症状名だけで判断するのではなく、次のようなことを一緒に確認しながら、今の体の状態を整理していきます。

・食事の内容と食べ方:何を食べているか、食欲はあるか。抗酸化ビタミン・ミネラルが摂れているか

・睡眠の状態:何時間眠れているか、眠りの深さはどうか

・便通:毎日出ているか、状態はどうか

・冷え:体が冷えやすいか、部位はどこか

・血流の状態:肩こり・頭重・むくみなどの有無

・ストレスの状況:仕事・家事・人間関係の状況

・服薬状況:現在飲んでいる薬・サプリメント・健康食品

服用中のお薬がある方は、必ずお薬手帳をご持参ください(LINEの場合はお薬の名前をお知らせください)。

このテーマの関連記事

詳しくは以下の記事もあわせてご覧ください。

よくある質問

Q1. 寝ても疲れが取れない状態は、漢方で相談できますか?

はい。病院で「異常なし」と言われた方も含めて、ご相談いただけます。睡眠・血流・悪玉活性酸素・栄養状態などを一緒に確認していきます。

Q2. 「体のサビ(酸化)」は、自分で確認できますか?

検査で直接確認することは一般的ではありませんが、「疲れやすい・肌荒れが続く・回復が遅い・頭がぼーっとする」などの状態は、悪玉活性酸素の影響が関係していることがあります。体の状態を確認するために、まずご相談ください。

Q3. 電話やLINEで相談できますか?

はい、できます。来店が難しい方も、お電話またはLINEでご相談いただけます。

Q4. 服薬中でも漢方相談できますか?

はい、相談いただけます。現在服用中のお薬がある方は、必ずお薬手帳をご持参ください(LINEの場合はお薬の名前をお知らせください)。

Q5. 伊丹市以外からでも相談できますか?

はい、電話・LINEでのご相談はお住まいの場所を問わず対応しています。

この症状、相談してもいいのかな?と思った方へ

漢方の緑ヶ丘薬局では、今の体調、食事、睡眠、便通、冷え、血流、ストレス、服薬状況などをお聞きしながら、体の状態を一緒に整理します。

「病院では異常なしと言われた」「うまく説明できない」という方でも、ご相談いただけます。

お急ぎの方はお電話で。

症状を文章で送っておきたい方はLINEからご相談ください。

(受付時間:12:00〜16:00)

LINEで相談される場合は、以下の内容をお送りください。

1. お名前

2. 年齢・性別

3. 一番困っている症状

4. いつから続いているか

5. 病院で検査を受けたか

6. 服用中の薬・サプリメント・健康食品

7. 電話相談または来店相談の希望

内部リンク案

参考にした情報源

漢方の緑ヶ丘薬局「からだがサビル(酸化)」(https://www.kanpou-yakkyoku.jp/sabiru/)

漢方の緑ヶ丘薬局 漢方相談の流れ(https://www.kanpou-yakkyoku.jp/kampo-soudan-flow/)

厚生労働省 e-ヘルスネット「活性酸素と酸化ストレス」(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/)

厚生労働省 e-ヘルスネット「睡眠と生活習慣病との深い関係」(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/)

厚生労働省 e-ヘルスネット「自律神経失調症」(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/)

国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所(https://hfnet.nibiohn.go.jp/)

日本東洋医学会「漢方の考え方」(https://www.jsom.or.jp/)

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伊丹市・宝塚市・川西市・西宮市・芦屋市からお越しの方も大歓迎です。
はじめての方も、相談だけでも構いません。

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この記事は

漢方の緑ヶ丘薬局 薬局長 薬剤師

(薬剤師名簿登録番号第221780号)

神谷繁

が監修しています。