■からだがサビル(酸化)■

身体の細胞は活性酸素という悪玉酸素によって酸化し常に『サビ』が進行しています。
人の身体が酸化されると、 鉄が酸化された時と同じように 『サビ』 ができます。
鉄が『サビ』ると、もろく崩れやすくなるように、人の身体も『サビ』てしまいます。
※老化の進行
※生活習慣病
※動脈硬化
なども、血管内皮細胞の酸化から始まります。

活性酸素は私たちが呼吸することによって発生しています。
呼吸以外にも、ストレスや大気汚染、食品添加物、喫煙など、活性酸素を発生させる因子が満ちあふれています。
私たちの身体には活性酸素に対する防御システムがもともと備わっていますが、それを超えて活性酸素の攻撃を受けると、細胞が死滅したりDNA (遺伝子) の損傷が起き、 病気の発生原因になります。このことから、身体の酸化を防ぐ事が病気を未然に防ぐことになります。

活性酸素が体内で増え過ぎると、DNAや脂質、たんぱく質、などを攻撃して酸化させます。
その結果として、脂質の過酸化やDNA変異、たんぱく質の変性、酵素の失活などの分子レベルの損傷があちこちで起こり、体内の細胞の老化が進んでしまうのです。

老化は、骨粗しょう症や認知症、心不全、 白内障などの疾患、消化機能や呼吸機能の低下の大きな原因となります。若々しく健康に過ごすために活性酸素の増え過ぎを防ぎたいですね。

活性酸素には善玉と悪玉の2種類があります。
善玉は、体内のウイルスや病原体を撃退するなどの働きをしてくれます。
その一方、悪玉は、健康な細胞を傷つけてしまいます。
これが 「酸化作用」と呼ばれているもので、病気の原因の9割は、この悪玉活性酸素の影響とも言われています。

■善玉活性酸素

  • ウイルスや病原体から身を守る
  • 風邪や病気から身を守る
  • 免疫作用をつくる

■悪玉活性酸素

  • 身体を『サビ』させる物質
  • 正常な細胞の遺伝子を破壊し細胞を『サビ』させ、老化、免疫低下、病気を促進する

免疫力を高めウイルスから身を守ってくれる善玉活性酸素は、私たちの身体に大変重要な働きをしてくれます。

そもそも善玉活性酸素は、外部から入り込んだ細菌・カビ・微生物等を殺菌・除去する役割を持っていて、神経伝達や血管新生、 免疫力向上等で生命維持に必要とされています 。

反対に悪玉活性酸素は、非常に強い酸化力で細胞に損傷を与えます。その結果、身体を酸化=老化させ、病気や老化を促進させてしまう悪い活性酸素です。

★身体のトラブルは悪玉活性酸素が原因かも!

  • 肌トラブル
    しみ、シワ、たるみ、くすみ、ニキビ、アトピー、乾燥
  • 病気
    動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞、認知症、糖尿病、メタボ、低・高血圧症

身体の中に溜まり続ける悪玉活性酸素を除去することが健康と美容のカギになります。

紫外線は悪玉活性酸素を大量発生させます。
悪玉活性酸素を発生させる原因のなかでも身近なものが『紫外線』です。
紫外線を浴びると、体内で大量の活性酸素が発生するため、肌はサビびやすい状態になります。
肌のハリや潤いを保つために必要不可欠なタンパク質が、悪玉活性酸素によって攻撃され
肌はハリや潤いを保てなくなり、肌にシワやたるみができる原因につながります。

加えて、悪玉活性酸素は、表皮のメラノサイトも攻撃し、メラニンの生成量が増えるとシミとなって表面化するため肌の若々しさが損なわれます。

■悪玉活性酸素が増える原因

「悪玉活性酸素が増え過ぎてしまう原因は何だろう?」

悪影響を及ぼす悪玉活性酸素が、なぜ体内で増えていってしまうのか気になりますよね。

■悪玉活性酸素が増える原因

外からの酸化(ストレス)には、重力や紫外線、放射線、大気汚染、花粉、黄砂、気圧、温度、湿度などの急激な変化があります。

内からの酸化(ストレス)には、たばこやアルコール、食後高血糖、薬剤の摂取、過度の運動、強い精神的ストレス(過労、人間関係、悩み、恨み)、性格(せっかち、ゆとりがない、神経質、仕事熱心)などが挙げられます。

また酸化されやすい脂肪を多く含むスナック菓子や、揚げてあるインスタントラーメンのような加工食品も悪玉活性酸素を増やす原因になります。

加えて加齢によって悪玉活性酸素を分解する能力が衰えていくため、高齢の方ほど悪玉活性酸素への対策をしっかり考える必要があります。

体内に悪玉活性酸素が生じる最も根本的な原因は呼吸であるため、人は生きている限り悪玉活性酸素を生み出し続けます。
だからこそ、悪玉活性酸素を余分に増やさないように予防していく必要があるのですね。

■活性酸素の攻撃から身を守るしくみ

~抗酸化酵素~
もともと、人の身体には、悪玉活性酸素を無害化するシステムが備わっています。
抗酸化酵素は体内で合成されており、過剰に発生した悪玉活性酸素を無毒化してくれます。
しかし、これらの酵素を作り出す力は年齢とともに衰えます。

★良質なタンパク質を摂りましょう

抗酸化酵素は、どれも主成分はタンパク質です。
毎日の食事のなかで良質なタンパク質を摂ることは抗酸化酵素を作り出すうえでとても大切なことです。

■活性酸素を除去してくれる抗酸化作用を持つ食べ物

~ビタミン編~
・ビタミンA≒B-カロテン
 悪玉活性酸素の発生を抑え取り除きます。
 (レバー、うなぎ、銀ダラ、モロヘイヤ、人参、かぼちゃ、春菊、ほうれん草、小松菜)

・ビタミンE
 細胞内に過酸化脂質が作られるの抑えます。
  (アーモンド、ニジマス、ヘーゼルナッツ、うなぎ、かぼちゃ、落花生、モロヘイヤ)

・ビタミンC
 活性酸素の抑制に働きます。
 (柿、キウイ、赤ピーマン、いちご、オレンジ、ブロッコリー、カリフラワー、レモン、さつま芋)

ビタミンEは、ビタミンA≒β-カロテン、ビタミンCと協力して働きます。
ビタミンA≒B-カロテンは、活性酸素を捕まえるとビタミンEに渡します。ビタミンEはビタミンCへ、ビタミンCはグルタチオンに渡します。グルタチオンは肝臓で沢山作られるので、そこで悪玉活性酸素の中和は完了します。ビタミンEやCは単独でも活性酸素を中和しますが、受け渡しをしたほうが長持ちします。

■活性酸素を除去してくれる抗酸化作用を持つ食べ物

~ミネラル編~
抗酸化酵素の生成や活性に関わり、その効果を高める。

・亜鉛
 抗酸化酵素の主成分。細胞の新生を促します。
  (牡蠣、 牛肉、 豚肉 、うなぎ、ラム肉、いわしの丸干し)

・銅
 抗酸化酵素の活性を促進します。
 (牡蠣、牛レバー、ホタルイカ、イイダコ、干しエビ、ココア、カシューナッツ)

・セレン
 過酸化脂質を分解し無害化します。
 (マグロの刺身 ワカサギ、長ネギ, ホタテ貝、しらす干し、いわしの丸干し)

・マンガン
 抗酸化酵素の材料
 細胞の酸化を防ぎます。
 (栗、ヘーゼルナッツ、玄米ご飯、そば、松の実、アーモンド、干し柿、生姜)

・抗酸化作用を持つ物質は、酵素、ビタミン、ミネラルのほかにも存在します。
 (例=ポリフェノールやフラボノイドなどの成分、他にも女性ホルモンなども抗酸化力を持っています)

私たちの日常生活の中には悪玉活性酸素を増やしてしまう原因がたくさんあります。そこに対抗するために悪玉活性酸素を除去してくれる抗酸化酵素を作り出すカも持っていますが、この力は年齢とともに衰えます。

抗酸化酵素を作り出す栄養素は、単独で摂取するよりも様々な食品を組み合わせてバランス良く摂取したほうが体内でより効率よく働くことが分かっています。
(摂り過ぎもよくありませんのでほどほどに)

年齢と共に抗酸化力はますます衰えますので、抗酸化物質を効率よく摂り入れるために食養生に気を配りましょう。
脂溶性悪玉活性酸素、水溶性悪玉活性酸素、両悪玉活性酸素を効率よく中和する機能性表示食品成分の、抗酸化物質や抗酸化酵素を作り出す栄養素をお薦め致します。
当店では、身体の高酸化力アップに取り組む方にお勧めの機能性表示食品を取り扱っています。

まずは、あなたのお困りの状態をお聞かせください。
身体に何が起こっているのかを紐解きます。
そして、お困りの状態を解消するためのご提案を致します。

ご相談は、電話、LINE、対面でお受けしています。
配達などで留守になるときがありますのでご来店前のご予約をお願いします。