【8月版】寝ても疲れが取れない?45歳からの脳疲労、その原因と対策を徹底解説

 皆さん、こんにちは。漢方の緑ヶ丘薬局・神谷です。今年も暑い夏がやってきましたね。

 8月、皆様はいかがお過ごしでしょうか? 

 「毎日寝ても疲れが取れない…」と感じている45歳以上の方は、

 もしかしたら**「脳疲労」**かもしれません。今回は、夏の暑さも影響する脳疲労の原因と対策について、漢方の視点も交えながら詳しく解説していきます。

1. 45歳以上が陥りやすい「脳疲労」とは?

「脳疲労」とは、脳に過度な負担がかかり、脳の機能が低下した状態です。単なる疲れと違い、休息してもなかなか回復しないのが特徴です。特に45歳以上になると、自律神経の機能が低下しやすく、脳疲労に陥りやすいと言われています。

脳疲労の主な症状

考えがまとまらない、ボーっとする

集中力が続かない、ミスが多い

イライラする、怒りっぽい

強い眠気を感じる

寝ても疲れが取れない

体のだるさ、倦怠感

便秘や下痢

食欲不振や過食

これらの症状に心当たりがある方は、脳疲労を疑ってみましょう。

2. 8月、なぜ脳疲労に注意が必要なのか?

8月、特に注意が必要な理由として、以下の3点が挙げられます。

夏の暑さによる自律神経の乱れ: 猛暑の中では、体温調節のために自律神経がフル稼働します。これにより、自律神経のバランスが崩れ、脳疲労を引き起こしやすくなります。

紫外線による脳への負担: 夏は紫外線量が最も多くなる時期です。強い紫外線を浴びると、目の中で炎症反応が起き、身体が一種の戦闘態勢になるため、自律神経が疲れやすくなります。

睡眠の質の低下: 暑さで寝苦しくなり、睡眠の質が低下しやすくなります。睡眠不足は脳の疲労を蓄積させる大きな原因です。

これらの要因が重なることで、脳疲労が深刻化しやすいため、注意が必要です。

3. 脳疲労の原因をさらに詳しく見てみよう

脳疲労を引き起こす原因は様々ですが、特に45歳以上の方に多い原因を深掘りしてみましょう。

情報過多による脳の酷使: スマートフォンやパソコンから大量の情報が流れ込み、脳が常に処理を強いられる状態になっています。特に寝る直前までスマホを見る習慣は、睡眠の質を著しく低下させます。

不規則な生活習慣: 睡眠不足や不規則な食事は、自律神経のバランスを乱し、脳疲労を悪化させます。特に、平日の睡眠不足を休日にまとめて解消しようとすると、生活リズムが乱れて、かえって逆効果になることがあります。

ストレス: 仕事や家庭のストレスは、脳に大きな負担をかけます。ストレスを放置すると、自律神経のバランスが崩れ、脳疲労が悪化する一方です。

加齢による機能低下: 40代を過ぎると、脳の機能は徐々に低下していきます。また、自律神経の機能も低下するため、若い頃と同じように過ごしていると、脳疲労が蓄積しやすくなります。

偏った食生活: 栄養バランスの偏った食事は、脳のエネルギー不足を招き、脳疲労を引き起こします。特に、炭水化物中心の食事は血糖値スパイクを引き起こし、疲労感や集中力低下の原因となります。

4. 脳疲労を放置するリスク

脳疲労を放置すると、様々な心身の不調につながる可能性があります。

慢性的な疲労感: 常に疲れた状態が続き、日常生活に支障をきたします。

集中力・記憶力の低下: 仕事や家事の効率が下がり、ミスが増えます。

イライラ、不安感: 気分の波が激しくなり、周囲との関係が悪化することも。

睡眠障害: 寝つきが悪くなったり、夜中に何度も目が覚めたりするようになります。

自律神経失調症: めまい、動悸、消化不良など、様々な不調が現れます。

うつ状態: 脳疲労が深刻化すると、うつ状態になることもあります。

5. 漢方から見た脳疲労の原因と対策

漢方では、脳疲労は**「気」「血」「水」のバランスの乱れ**が原因と考えます。

「気」の不足: エネルギー不足で、疲れやすい、やる気が出ないなどの症状が現れます。

「血」の不足: 血液の循環が悪くなり、頭痛、めまい、肩こりなどが起こります。

「水」の乱れ: 体内の水分バランスが崩れ、むくみ、だるさ、消化不良などが起こります。

漢方では、これらのバランスを整えることで、脳疲労を改善します。

漢方薬の例

補気薬: 気を補い、エネルギーを補給します。(例:補中益気湯)

補血薬: 血を補い、血流を改善します。(例:当帰芍薬散)

利水薬: 水分バランスを整え、むくみやだるさを改善します。(例:五苓散)

体質や症状に合わせて漢方薬を使い分けることで、より効果的な脳疲労対策が可能です。

6. 今日からできる!脳疲労を解消するための10の習慣

日常生活で簡単にできる脳疲労対策を10個ご紹介します。

質の良い睡眠を確保する: 毎日同じ時間に寝起きし、7時間以上の睡眠を目指しましょう。寝室にはスマホを持ち込まず、寝る前にホットアイマスクで目を温めるのもおすすめです。

朝起きたら太陽の光を浴びる: 朝日を浴びることで、体内時計がリセットされ、睡眠の質が向上します。

食事はベジファースト: 食事の最初に野菜を食べることで、血糖値の急上昇を抑え、疲労感を軽減できます。

バランスの良い食事を心がける: たんぱく質、ビタミン、ミネラルをバランス良く摂取しましょう。特に鶏むね肉や鮭には抗疲労成分が豊富に含まれています。

適度な運動: 軽い有酸素運動は血流を促進し、脳の疲労回復に役立ちます。

こまめな休憩: 脳が疲れたと感じたら、5~10分の休憩を取りましょう。深呼吸や瞑想も効果的です。

スマホの利用時間を制限する: 寝る前のスマホは避け、就寝30分前には触らないようにしましょう。

入浴はぬるめのお湯で: 熱いお風呂は避け、38~40℃のぬるめのお湯にゆっくり浸かりましょう。

リラックスできる時間を作る: 好きな音楽を聴いたり、アロマを焚いたりするなど、リラックスできる時間を作りましょう。

呼吸法を意識する: 深くゆっくりとした呼吸は、自律神経を整え、脳の酸素不足を解消します。

これらの習慣を参考に、ご自身の生活に取り入れてみてください。

7. 睡眠の質を高めるための具体的な方法

睡眠は脳疲労を回復させるための最も重要な要素です。質の良い睡眠を得るために、以下の点に注意しましょう。

寝室の環境: 寝室の温度は25℃、湿度は60%未満に保ち、快適な睡眠環境を整えましょう。

就寝前の習慣: 寝る前はカフェインやアルコールを避け、リラックスできる時間を過ごしましょう。

寝具: 自分に合った枕やマットレスを選び、快適な寝姿勢を保ちましょう。

8. 8月の生活に取り入れたい漢方的な養生法

夏は特に「暑邪(しょじゃ)」の影響を受けやすく、体内の「気」や「水」が消耗しやすい季節です。

体を冷やしすぎない: 冷たい飲み物や食べ物ばかりではなく、温かいものも適度に摂りましょう。

汗をかいたらこまめに水分補給: 水分だけでなく、ミネラルも補給しましょう。

日中の活動を控えめにする: 無理な運動や外出は避け、体を休める時間を増やしましょう。

9. 漢方薬局でできること

当薬局では、お客様一人ひとりの体質や症状に合わせた漢方薬をご提案しています。また、生活習慣や食事に関するアドバイスも行っていますので、お気軽にご相談ください。

10. まとめ:8月を元気に過ごすために

2025年8月、寝ても疲れが取れないと感じている方は、脳疲労を疑ってみましょう。今回の記事を参考に、ご自身の生活習慣を見直し、脳疲労を解消するための対策を実践してみてください。漢方の力を借りるのも一つの選択肢です。 当薬局は、皆様が健康で快適な夏を過ごせるよう、全力でサポートいたします。

この記事で紹介した脳疲労対策

睡眠: 7時間以上、質を高める

食事: ベジファースト、バランスの良い食事

運動: 適度な有酸素運動

休憩: こまめな休憩、深呼吸

情報: スマホ利用時間制限

入浴: ぬるま湯

リラックス: 時間を作る

呼吸法: 深くゆっくり

漢方: 体質に合わせた漢方薬

これらの情報を参考に、ぜひ健康な毎日を送ってください。

漢方の緑ヶ丘薬局

薬剤師 神谷 繁

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